【3分で読める】『オズの魔法使い』のあらすじを短く解説!物語の4つの要点まとめ

3月7日に、映画『ウィキッド ふたりの魔女』が上映開始となり、今最も注目されている作品となっています。

それと同時に、再注目されているのが、本作と繋がりのある作品『オズの魔法使い』なんです。

すごく有名なお話だけど、そういえばどんな物語なの?

登場人物やあらすじを簡単にまとめているので、最後までご覧ください!

目次

『オズの魔法使い』ってどんな作品?影響を与えた有名な人物は?

オズの魔法使い』は、「L・フランク・ボーム」さんによって1900年に出版された、アメリカの児童文学作品です。

以後、様々なファンタジー作品にも大きな影響を与え、ミュージカルや映画などでも世界中から愛されている作品です。

登場人物は?

本作の主な登場人物をまとめていきましょう!

主な登場人物
  • ドロシー本作の主人公。おばさんとおじさんと愛犬トトと一緒に暮らす12歳の少女。
  • トト:ドロシーが飼っている愛犬。
  • かかし:ドロシーに助けられ、仲間になる。「脳みそ(知恵)」が欲しいと願う。
  • ブリキの木こり:ドロシーに助けられ、仲間になる。「心臓(心)」が欲しいと願う。
  • 臆病なライオン:ドロシーに助けられ、仲間になる。「勇気」が欲しいと願う。
  • オズの魔法使い:オズの国にいる大魔法使い。その正体は普通の人間。
  • 北の魔女 / グリンダ:ドロシーが帰るために協力してくれる「良い魔女」。
  • 西の魔女 / ウィキッド:オズの国を困らせている「悪い魔女」。

「西の魔女 / ウィキッド」は、『ウィキッド ふたりの魔女』の主人公であり、彼女が魔女になるまでが描かれています。

影響を与えた人物5選

本作を称賛する人は世界中にたくさんいますが、その中でも有名な人物を5人紹介します。

影響を与えた人物5選
  • ジュディ・ガーランド映画版の主役を務めた女優。作品への愛着が深い。
  • ティム・バートン:本人も影響を受けたと語っている。代表作『アリス・イン・ワンダーランド
  • 宮崎駿ジブリ作品の生みの親。あのファンタジーな世界観も影響を受けているかも。
  • 村上春樹:特にアメリカ文学に影響されている。短編集『パン屋再襲撃』では本作の言及も。
  • リザ・ミネリ:「ジュディ・ガーランド」の娘。母の大切な作品として、深い愛着がある。

オズの魔法使いのあらすじを短く解説!魔法の国に迷い込む少女のお話

ここからは、『オズの魔法使い』のあらすじを簡単にわかりやすくまとめていきます。

これを読めば、映画『ウィキッド ふたりの魔女』もさらに面白くなること間違いなしです!

竜巻でオズの国に飛ばされる?!

カンザスに住む少女「ドロシー」は、愛犬のトトと一緒に暮らしていました。

しかしある日、大きな竜巻が発生し、ドロシーの家ごと空へ舞い上がり、その後「オズの国」に落ちてしまいます。

彼女が目を覚ますと、そこは「マンチキンの国」という美しい場所でした。そこに、偶然にも家が「東の悪い魔女」を押しつぶしてしまいますが、国の人たちに感謝されます。

そこへ「北の良い魔女」グリンダが現れ、ドロシーに東の悪い魔女が履いていた銀の靴(映画版ではルビーの靴)を授けます。

そして、ドロシーが「家に帰りたい」と言うと、そのためには、エメラルドの都にいる「オズの魔法使い」に会い、その方法を教えてもらう必要があると伝えられます。

こうして、ドロシーの旅が始まります。

愉快な仲間たちとの出会い

旅の途中で、ドロシーは3人の愉快な仲間と出会います。

かかしは「脳みそ(知恵)」、ブリキの木こりは「心臓(心)」、臆病なライオンは「勇気」とそれぞれ欲しいものがありました。

それぞれが願いを魔法で叶えるために、ドロシーと一緒にエメラルドの都を目指します。

彼らは様々な困難を乗り越えながら、互いに助け合い、友情を深めていきます。

オズの魔法使いとの対面!西の魔女の退治へ!

ようやくエメラルドの都に到着し、大きな顔だけの姿「オズの魔法使い」と対面します。

しかし、オズは彼らの願いをすぐには叶えず、「西の悪い魔女を倒せば、願いを叶えてやる。」と条件を出します。

こうして、ドロシーたちは西の国ウィンキーへ再び旅立ちます。

途中で魔女の軍勢に襲われますが、知恵や勇気、仲間の助けを借りながら立ち向かいます。

そしてついに、「西の悪い魔女」と対峙することになり、仲間と力を合わせて立ち向かいます。

最後は、なんとドロシーが水をかけると、西の悪い魔女は溶けてしまい、見事に倒すことができました。

無事に元の家へ帰還!本当の願いとは…

オズのもとに戻ると、実は彼が本当の魔法使いではなく、普通の人間であることが明かされます。

しかし、彼は約束を果たせない代わりに、知恵、心、勇気を象徴する品を仲間たちに与え、それぞれが旅の途中で、すでに自分たちに備わっていたことに気づきます。

ドロシーは気球をもらい、これで帰るはずでしたが、トトが逃げたために乗れず、途方に暮れます。

しかし、そこに北の良い魔女・グリンダが現れ、すでにもらっていた「銀の靴」を使えば帰れることを教えてくれました。

ドロシーは言われた通りに、靴を3回鳴らし、「家に帰りたい」と願います。すると、目を開けたときにはあっという間にカンザスの家に戻っていました。

こうして、ドロシーの不思議な旅は幕を閉じました。

物語から読み解くメッセージとは?

『オズの魔法使い』は、このように冒険を通して「魔法に頼らない、自分の力を信じること」の大切さを描いた物語です。

ドロシーたちは魔法の力に頼らずとも、それぞれの持つ力や心の強さに気づき、成長していきました。

夢のような世界観と教訓を持つこの作品は、今もなお多くの人々に愛されています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今もなお多くの人々に愛されている『オズの魔法使い』についてまとめていきました。

本作は、「オズシリーズ」と言う、続編となる作品が数多く制作されており、『ウィキッド ふたりの魔女』もそのうちのいくつかを映画化しているものです。

これらを見るためにも、まずは本作『オズの魔法使い』から見てみてはいかがでしょうか?

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